宝塚記念はクロノジェネシスが圧勝
2020年6月28日、阪神競馬場芝2200mで宝塚記念が行われた。今週も無観客競馬での開催。サートゥルナーリアが単勝2.4倍で1番人気に支持された。
馬場状態は稍重だが、レースの直前に大雨が降り、重馬場に近いコンディションでレースが始まった。トーセンスーリアが逃げ、1000m通過は60秒0。この馬場にしてはハイペース。4コーナーでラッキーライラック、クロノジェネシス、キセキの3頭がスパートして直線に入る。するとクロノジェネシスが他馬を置き去りにして独走。必死に食らいついたキセキに6馬身差をつけて圧勝。3着には最後に脚を伸ばしたモズベッロが入った。
クロノジェネシスは秋華賞に続くG1・2勝目。重馬場の京都記念を快勝していたように、こういう馬場は大得意。良馬場でも勝っていただろう。
キセキは近走不振だったが、武騎手が上手に導いた。昨年の宝塚記念も2着だったように、重い馬場の阪神2200mは走る。
3着モズベッロは前走の天皇賞春は距離が長かった。このくらいの距離ならトップクラス相手とも戦える。
4着のサートゥルナーリアは2000m以下の良馬場がベスト。
5着のメイショウテンゲンは切れる脚はないが、タフな馬場の地力勝負に強いタイプ。
6着ラッキーライラックは馬場に泣いた。良馬場ならもう少し着順は良かったはず
着順 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 負担重量 | 騎手 | 着差 | 単勝人気 |
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1 | 16 | クロノジェネシス | 牝4 | 56 | 北村 友一 | 02:13.5 | 2 |
2 | 14 | キセキ | 牡6 | 58 | 武 豊 | 6 | 6 |
3 | 12 | モズベッロ | 牡4 | 58 | 池添 謙一 | 5 | 12 |
4 | 5 | サートゥルナーリア | 牡4 | 58 | C.ルメール | 1 3/4 | 1 |
5 | 10 | メイショウテンゲン | 牡4 | 58 | 松山 弘平 | クビ | 16 |
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