公営競技を好きになると、誰もが考えることがある。それは「自宅からお気に入りの公営競技場が近くにあればなあ」ということだ。そこで、首都圏の公営競技場がたくさんあるエリアを鉄道の路線とともに紹介し、どのエリアが公営競技好きに向いているかを検証する。ぜひ、住居選びの参考にしてほしい。なお、地図内の公営競技場は、それぞれの紹介ページにリンクされているので、興味を持ったらクリックしよう。
京浜急行、密集地帯
わずか15分に4つも競技場がある
京浜急行は品川あたりから南に向かう電車である。本線は東京湾に沿ってテケテケと走り、神奈川県の浦賀に到達する。それ以外にも羽田空港に直行する空港線、さらに大師線、逗子線、久里浜線などに分かれている。そんな京浜急行の特徴として、公営競技場の最寄駅がたくさんあるということだ。大井競馬場の「立会川駅」、ボートレース平和島の「大森海岸駅」と「平和島駅」、川崎競馬場と川崎競輪場に近い「京急川崎駅」。わずかな距離に、地方競馬が2つ、競輪とボートレースが1つずつ存在するのだ。しかも立会川駅から京急川崎駅までの乗車時間はたったの15分! この間に住めば、4つの公営競技場を連日楽しむことが可能だ。ちなみに、公営競技場が近くにある場合、お互いの開催が重ならないように配慮されている。これは裏を返せば、ほぼ毎日のごとく京急の沿線で公営競技が行われているということだ。ありがとう京急!
オススメ駅→梅屋敷駅、京急蒲田駅