今週は阪神競馬場芝2000mを舞台に大阪杯(G1)が行われる。G1に昇格してから4回目。これまでキタサンブラック、スワーヴリチャード、アルアインが勝利している。今年はどんなレースになるだろうか。
有力馬をチェック
12頭立てと頭数は少ないが、好メンバーが揃った。まずは有力馬の長所と短所を確認しよう。
クロノジェネシス
昨年は休み明けで秋華賞を完勝。前走の京都記念ではカレンブーケドールに2馬身半差をつけて快勝。
ブラストワンピース
一昨年、3歳で有馬記念を勝利。4歳で札幌記念を制し、5歳となった今年は前走アメリカJCCを完勝。凱旋門賞の後遺症はなさそうだ。
ダノンキングリー
ハイレベルの中山記念をラッキーライラック相手に快勝。3歳時は共同通信杯でアドマイヤマーズ、毎日王冠でアエロリットに勝ち、これまで芝1800mの重賞を3戦無敗。初G1制覇に向けて視界良好だ。
ラッキーライラック
2歳時に阪神ジュベナイルFを勝利したが、3歳はアーモンドアイに敗れ続けて無冠。4歳秋にスミヨンに乗り替わったエリザベス女王杯を快勝した。休み明けの中山記念は、ダノンキングリーに敗れたが2着とまずまず。
ワグネリアン
昨年は未勝利に終わったが、4戦すべてで掲示板に上がった。大阪杯とジャパンカップは3着とまずまずの走りだった。
出走表とオッズ
4月4日(土)の19時30分現在のオッズ。ダノンキングリーが3.5倍で1番人気。ブラストワンピース、クロノジェネシス、ラッキーライラック、ワグネリアンが5倍前後で続いている。
馬番 | 馬名 | 単勝 | 性齢 | 重量 | 騎手 | 調教師 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ロードマイウェイ | 17 | 牡4 | 57 | 武 豊 | 杉山 晴紀 |
2 | サトノソルタス | 47 | 牡5 | 57 | 藤岡 康太 | 堀 宣行 |
3 | ブラストワンピース | 4.8 | 牡5 | 57 | 川田 将雅 | 大竹 正博 |
4 | ワグネリアン | 5.7 | 牡5 | 57 | 福永 祐一 | 友道 康夫 |
5 | ラッキーライラック | 5.3 | 牝5 | 55 | M.デムーロ | 松永 幹夫 |
6 | レッドジェニアル | 69 | 牡4 | 57 | 酒井 学 | 高橋 義忠 |
7 | ステイフーリッシュ | 52 | 牡5 | 57 | 岩田 康誠 | 矢作 芳人 |
8 | ダノンキングリー | 3.5 | 牡4 | 57 | 横山 典弘 | 萩原 清 |
9 | マカヒキ | 21 | 牡7 | 57 | L.ヒューイットソン | 友道 康夫 |
10 | ジナンボー | 46 | 牡5 | 57 | 藤岡 佑介 | 堀 宣行 |
11 | カデナ | 39 | 牡6 | 57 | 鮫島 克駿 | 中竹 和也 |
12 | クロノジェネシス | 5.1 | 牝4 | 55 | 北村 友一 | 斉藤 崇史 |
見解
スローペースになりそうなメンバー構成だが、阪神芝2000mは直線が短いため、有力馬は早めに仕掛ける。そのため、ロングスパート合戦となりタフなレースになりそう。
本命はラッキーライラック。昨秋にエリザベス女王杯を勝って、ワンランク強くなった。M・デムーロは今回が2度目の騎乗。前走の中山記念を叩いて仕上がった。
対抗はクロノジェネシス。切れ味勝負では分が悪いが、厳しい流れでは強い。北村友一騎手の腕の見せどころ。
単穴はジナンボー。前が残る展開ならロードマイウェイよりこちらに注目。仕上がりよく、アパパネの次男が大舞台で穴をあける。
ブラストワンピースは昨年1番人気で6着。コース適性が疑問。ダノンキングリーはロングスパート合戦でやや不安。ワグネリアンは5歳で上がり目に疑問。これらの有力馬は抑えまで。
買い目
ラッキーライラックとクロノジェネシスを軸に勝負。
馬連(9点)
5-12、10、3、8、4
12-10、3、8、4
3連複(16点)
1頭目:5、12
2頭目:5、12、10、3、8、4
3頭目:5、12、10、3、8、4
3連単(40点)
1着:5、12
2着:5、12、10、3、8、4
3着:5、12、10、3、8、4