1950年に開設された競輪場。これまで日本選手権競輪を4回開催するなど、多くのビッグレースが行われている。バンクは1周333mの「サンサンバンク」のため、自力型が有利だ。
都内からのアクセス
駅前にあり、都心からもっとも近い競輪場
JR常磐線「北松戸駅」から徒歩2分。「新宿駅」からは山手線(外回り)に乗り「日暮里駅」で常磐線に乗り換えて「松戸駅」で常磐線各駅停車に乗り換え「北松戸駅」で下車。所要時間は1時間ほど。ちなみに「西日暮里駅」で乗り換えて「北松戸駅」に向かうと、途中東京メトロ千代田線に乗る区間ができるため、片道90円ほど高くなる。日暮里駅で乗り換えるのがおすすめだ。
これはビックリ大サービス!
入場料がいつでも無料!
松戸競輪場では、入場料はかからない。つまり本場開催時でもタダで生の競輪を見ることができるのだ。競輪ファンにとってはうれしいことだし、競輪未経験者を気楽にさそえるというものだ。ちなみに特観席やロイヤルルームなどは有料だ。
チェックしたい注目のスポット
マッピー弁財天
松戸競輪場を運営する松戸興産の大金庫室から発見された弁財天の石祠。松戸競輪場のキャラクター「マッピー」の名をとって命名し、競輪場を訪れる人にご利益があるようにとの思いで建立された。
著名人のトークショー
メイン入口前ステージでは、定期的にトークショーが開催されている。レースの合間に行われ、著名人やビッグタイトルを獲得した競輪選手などの生の声を聴くことができる。(写真は2019年の全日本選抜を制した中川誠一郎(熊本))
無料のドリンクサービス
「なるべくたくさん車券を買いたい!」そんな人におすすめなのが、無料のドリンクコーナーだ。場内の数か所に設置しており、お茶などを自由にいただくことができるので、浮いたお金を車券代にしよう。なんて親切なんだ、松戸競輪場。
場内の公開スタジオ
メインスタンド2階には場内の公開スタジオ「MBスタジオ風」設置されている。かつての名選手がレース展望を行ったり、競輪に関わるゲストを呼んで話を訊いたりしている。
押さえておきたい場内グルメ
ボリューミーな「いか串焼き」
松戸競輪場のグルメは焼きそば、ヤキトリなどがリーズナブルな値段で提供されている。なかでもオススメは「いか串焼き」(200円)。なかなかのサイズで歯ごたえがあり、ぜひお試しいただきたい。メインスタンドの入り口の前の広場の屋台だ。
必ず行きたい周辺スポット
「大都会」でひたすら呑む!
競輪が終わったら、JR常磐線で松戸駅で降りて西口から徒歩1分の「大都会」で呑むのを推奨する。24時間営業しているセルフサービスの居酒屋だ。ビールやハイボールなどが複数杯分セットで売られており、一杯当たりの単価がベラボーに安くなるので、呑兵衛にはうれしいシステムだ。ただし店内は煙草の煙が充満していることが多いので、そういうのが気にならない人向けといえる。ちなみに同店は池袋駅の北口を出てすぐのところにもあるが、客層は松戸店のほうがやや上品かもしれない。