(写真は2019年安田記念のモズアスコット)
5(火)に船橋競馬場ダ1600mでかしわ記念が行われる。わずか7頭立てでJRA勢が6頭。どんなレースになるだろうか? 過去のデータなどから傾向を探りながら予想する。
出走予定馬とオッズ
18年12月のチャンピオンズC以来の競馬となるルヴァンスレーヴ。約1年5カ月ぶりでどんなレースをするだろうか? フェブラリーSの1~3着馬モズアスコット、ケイティブレイブ、サンライズノヴァが揃って登場。3歳時に芝・ダートの両重賞を制したワイドファラオ、昨年本格化したアルクトスと好メンバーが揃った。迎え撃つ唯一の地方馬・大井のナンヨーオボロヅキにとっては厳しいレースになりそうだ。オッズは5月4日(月)の14時30分現在のもの。
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 厩舎 | オッズ |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ワイドファラオ | 牡4 | 57 | 福永祐一 | 栗東 角居勝彦 | 26 |
2 | ナンヨーオボロヅキ | 牝4 | 55 | 有年淳 | 大井 高野毅 | 72 |
3 | アルクトス | 牡5 | 57 | 田辺裕信 | 美浦 栗田徹 | 33 |
4 | ケイティブレイブ | 牡7 | 57 | 長岡禎仁 | 栗東 杉山晴紀 | 5.8 |
5 | モズアスコット | 牡6 | 57 | ルメール | 栗東 矢作芳人 | 3.9 |
6 | サンライズノヴァ | 牡6 | 57 | 武豊 | 栗東 音無秀孝 | 16 |
7 | ルヴァンスレーヴ | 牡5 | 57 | M.デムーロ | 美浦 萩原清 | 1.4 |
人気の傾向は?
過去10年で1番人気【1.3.4.2】でわずか1勝、複勝率は90%あるが、取りこぼしが目立つ。2番人気【6.0.1.3】が6勝しており、勝ち馬を狙うならコチラ。3番人気【2.1.1.6】は今ひとつ。
ステップレースの成績は?
ステップレースはフェブラリーS【9.3.6.11】と圧倒的。フェブラリーSで1着馬は2勝、2着馬は3勝。4着以下が4頭も勝利しており、フェブラリーS大敗でも狙える。
下の表は今年の出走馬と前走。ワイドファラオはフェブラリーSで12着、アルクトスはフェブラリーSを9着と大敗している。ちなみに、モズアスコットは前々走にフェブラリーS勝利。
今年の出走馬の前走
馬番 | 馬名 | 前走(着順) |
---|---|---|
1 | ワイドファラオ | フェブラリーS(12) |
2 | ナンヨーオボロヅキ | 東京シンデレラマイル(7) |
3 | アルクトス | フェブラリーS(9) |
4 | ケイティブレイブ | フェブラリーS(2) |
5 | モズアスコット | 高松宮記念(13) |
6 | サンライズノヴァ | フェブラリーS(3) |
7 | ルヴァンスレーヴ | チャンピオンズC(1) |
まとめ
モズアスコットの前走は芝の高松宮記念を使ったが、13着といいところなく敗れた。ダートは2戦しかしていないが根岸S、フェブラリーSと強烈な勝ち方だった。地方競馬は初めてだが、左回りは合う。ここは中心。
前走のフェブラリーSを最低人気で2着と激走したケイティブレイブ。船橋では2018年にダイオライト記念や日本テレビ盃を強い勝ち方をしており、【2.0.1.0】と相性がよい。長岡騎手を背に、再度激走の可能性も十分ある。
ルヴァンスレーヴは約1年5か月ぶりのレースとなる。仕上がり良好であっさり勝つ可能性はあるが、やってみないとわからない。本命視するのは少し危険。船橋は初めてだが、川崎、大井、盛岡で勝利があり問題ない。通算成績は【7.1.0.0】。
アルクトスは昨年本格化した。地方では昨年のマイルCS南部杯の2着がある。フェブラリーSではワイドファラオと逃げ争いを演じて大敗した。今回は控える競馬で一発を狙うかも。
サンライズノヴァの前走はフェブラリーSで追い込んで3着。東京のマイルが得意。昨年のマイルCS南部杯を制したが、大井のジャパンダートダービーや浦和のさきたま杯では馬券圏外に敗れている。
ワイドファラオは近走成績が良くない。単騎で逃げられそうだが、どこまで粘れるか?
予想印
◎モズアスコット
〇ケイティブレイブ
▲ルヴァンスレーヴ
△アルクトス
×サンライズノヴァ
買い目
モズアスコットとケイティブレイブから流す。
馬連(7点)
5-4、7、3、6
4-7、3、6
3連複/3連単(9点/24点)
フォーメーション
1列目:5、4
2列目:5、4、7、3、6
3列目:5、4、7、3、6