京王杯スプリングCが16（土）に東京芝1400ｍで行われる。スプリンターとマイラーという路線の異なる馬たちが対決するためか、荒れる傾向にある。今年は天気が悪く、馬場状態も気になるところだ。
出走表と予想オッズ
15（金）19時49分現在の単勝オッズ。土曜日が雨予想のためか、重馬場が苦手で1～3番人気が予想されたタワーオブロンドン、ダノンスマッシュ、ステルヴィオは今ひとつ人気がない。重巧者のレッドアンシェルとグルーヴィットが1、2番人気。ステルヴィオ、タワーオブロンドン、ストーミーシーが続いている。最終的にどんなオッズになるのかは、さっぱり予想できない。天気次第で変わりそうだ。
| 馬番 | 馬名 | 単勝 | 性齢 | 重量 | 騎手 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ラヴィングアンサー | 29.6 | 牡6 | 56 | 吉田 豊 |
| 2 | グルーヴィット | 4.9 | 牡4 | 56 | M.デムーロ |
| 3 | ケイアイノーテック | 15.4 | 牡5 | 57 | 石橋 脩 |
| 4 | ドーヴァー | 17 | 牡7 | 56 | 三浦 皇成 |
| 5 | レッドアンシェル | 4 | 牡6 | 56 | 福永 祐一 |
| 6 | ライラックカラー | 28.7 | 牡5 | 56 | 武 豊 |
| 7 | ストーミーシー | 8.3 | 牡7 | 56 | 田辺 裕信 |
| 8 | ショウナンライズ | 58.1 | 牡7 | 56 | 和田 竜二 |
| 9 | セイウンコウセイ | 12.7 | 牡7 | 57 | 内田 博幸 |
| 10 | タワーオブロンドン | 7.4 | 牡5 | 58 | C.ルメール |
| 11 | エントシャイデン | 30.6 | 牡5 | 56 | 松山 弘平 |
| 12 | ステルヴィオ | 6.9 | 牡5 | 57 | 川田 将雅 |
| 13 | ダノンスマッシュ | 12.7 | 牡5 | 56 | D.レーン |
雨予想で考える
高松宮記念が重馬場になり、上位人気を裏切ったタワーオブロンドンとダノンスマッシュが巻き返すかに注目が集まっている。ただ、今回も馬場は悪そうで、両馬にとっては厳しいレースになりそうだ。
タワーオブロンドンは昨年56キロで勝利したが、今年は58キロを背負う。これまで58キロを背負ったレースは3、2、3着と取りこぼしている。良馬場以外でも3、2着と成績が良くない。今回は厳しいレースになりそうなので、押さえまで。
ダノンスマッシュは稍重のキーンランドCを勝っているが、前走の高松宮記念では重馬場が応えた。デビューから7戦は1400ｍ以上を使っていたが、あまり結果を出せず、1200ｍに変更してから成績が安定した。久々の1400ｍで割引が必要だ。こちらも押さえまで。
本命はグルーヴィット。3歳で稍重馬場の中京記念を勝利している。その時と同じ左回りのマイルで期待できる。鞍上は先週のNHKマイルCを勝ったM・デムーロ。気をよくしており、今週も重賞勝ちに導くだろう。
対抗はドーヴァー。昨年秋に不良馬場のキャピタルSを勝利しており、今回は同じ舞台、同じ条件になりそうだ。このレースはダービー卿CTを使った5歳以上の成績がよいので、ローテーションもばっちりだ。
ダービー卿CTを使った5歳以上ならストーミーシーも面白い。タフなレースになって、豊富なレースキャリアがモノをいう可能性がある。
レッドアンシェルの巻き返しにも期待したい。前走はトモを滑らせたため鞍上が無理をしなかった。前々走は不良馬場でCBC賞を勝利。天気も味方しそうだ。
主導権を握るセイウンコウセイはピークを過ぎた感があるが、馬場を味方に逃げ切りもありそうだ。
タフなレースになれば、G1馬のケイアイノーテックとステルヴィオの底力が生きる可能性も。
予想印
◎グルーヴィット
〇ドーヴァー
▲ストーミーシー
△レッドアンシェル
×セイウンコウセイ
×ケイアイノーテック
×ステルヴィオ
×タワーオブロンドン
×ダノンスマッシュ
買い目
グルーヴィットとドーヴァーから流す。
馬連（15点）
2－4、7、5、9、3、12、10、13
4－7、5、9、3、12、10、13
3連複／3連単（29点／42点）
フォーメーション
1列目：2、4
2列目：2、4、7、5
3列目：2、4、7、5、9、3、12、10、13
