9(土)はダービーへの東上最終便・京都新聞杯が京都芝2200mで行われる。昨年はこのレースの2着馬ロジャーバローズがダービー馬となった。今年も見逃せない一戦だ。検証して予想する。
出走表とオッズ
5月8日(土)の20時35分現在の単勝オッズ。アドマイヤビルゴが1.4倍で圧倒的な1番人気。マンオブスピリットが6.7倍で続き、シルヴェリオが9.2倍だ。
馬番 | 馬名 | 単勝 | 騎手 | 調教師 |
---|---|---|---|---|
1 | メイショウダジン | 36 | 幸 英明 | 松永 昌博 |
2 | アンセッドヴァウ | 136 | 藤岡 佑介 | 中竹 和也 |
3 | シルヴェリオ | 9.2 | 西村 淳也 | 池添 学 |
4 | キッズアガチャー | 171 | 高倉 稜 | 田所 秀孝 |
5 | ホウオウエクレール | 111 | 川須 栄彦 | 宮 徹 |
6 | ディープボンド | 25 | 和田 竜二 | 大久保 龍志 |
7 | キングオブドラゴン | 40 | 坂井 瑠星 | 矢作 芳人 |
8 | アドマイヤビルゴ | 1.4 | 藤岡 康太 | 友道 康夫 |
9 | イロゴトシ | 163 | 小崎 綾也 | 牧田 和弥 |
10 | ファルコニア | 11 | 川田 将雅 | 角居 勝彦 |
11 | マンオブスピリット | 6.7 | 北村 友一 | 斉藤 崇史 |
12 | サペラヴィ | 45 | 秋山 真一郎 | 相沢 郁 |
13 | プレシオーソ | 14 | 北村 宏司 | 清水 久詞 |
アドマイヤビルゴの相手探し
前走の若葉Sで逃げるキメラヴェルテをあっさりとらえて2馬身差をつけて快勝したアドマイヤビルゴ。2017年のセレクトセールで5億8000万円(税抜き)の高額馬が、値段に違わぬ強さを発揮した。京都コースは、新馬戦で勝利しており問題ない。距離が伸びるのもよさそうだ。今回の相手なら負ける可能性はかなり低く、相手探しの一戦だ。
このレースの生産者別成績は社台ファーム【4.2.2.8】が複勝率50%、ノーザンファーム【2.4.5.31】は複勝率26.2%で、約2倍の差がある。ノーザンより社台を狙ってみたい。
・社台ファーム生産はファルコニア、キングオブドラゴン
・ノーザンファーム生産はアドマイヤビルゴ、マンオブスピリット、シルヴェリオ
相手は逃げ馬と人気薄も押さえる
アドマイヤビルゴにとっては、いかに消耗を少なくして勝てるかがポイントだ。中2週でダービーを迎えるため、楽に勝ちたいところだ。そうなると、前で競馬をする馬の残り目の可能性が出てくる。
京都新聞杯は最近4年続けて1or2番手でレースを進めた馬が馬券圏内に1頭残っている。
プレシオーソはダートを2戦2勝。初戦からタイムを詰めてきた。芝を苦にしないタイプで、2番手あたりから、粘り込む可能性がある。
主導権を握って逃げるのはホウオウエクレール。阪神芝2400mで2走続けて決め手に屈したが、直線が平坦の京都芝2200mなら一発がありそうだ。
ファルコニアの前走・スプリングSは後方からレースを進めたが、ペースが遅かったので向こう正面で仕掛けて2、3番手まで上がった。結果的にそれが響き、ゴール前で一杯になり4着。後ろからじっくりレースを進めれば、面白い。
ハイペースになればメイショウダジンも面白い。前走の毎日杯では初芝ながら後方から追い込んで5着。今度はもう少し前で競馬をして、馬券圏内に届くはず。
キングオブドラゴンはきさらぎ賞を勝ったアメリカズカップの弟。京都の中距離で一発がありそうなタイプだ。
予想印
◎アドマイヤビルゴ
〇ファルコニア
▲プレシオーソ
△ホウオウエクレール
△メイショウダジン
×キングオブドラゴン
買い目
アドマイヤビルゴから人気薄を含めて流す。
馬連(5点)
8-10、13、5、1、7
3連複/3連単(10点/20点)
フォーメーション
1列目:8
2列目:10、13、5、1、7
3列目:10、13、5、1、7