ノーザンファームは弱くなったのか?

ノーザンファームの強さ
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2020年に入り、5つのG1レースが行われた。ここ数年、ほとんどのG1レースを勝利していたノーザンファームが、大阪杯しか勝利していない。果たして、圧倒的に強かったノーザンファームの牙城は崩されたのか? 検証していく。

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2018年以降のG1レースはどの生産者が勝ったか?

下の表は2018年以降のJRA平地G1馬の生産者。2018、2019年は、ダートのフェブラリーSと短距離の高松宮記念、スプリンターズSを除くと、ほとんどのG1をノーザンファームが制している。2020年に入り、フェブラリーSと高松宮記念を非ノーザンファームが勝ったのはいつもどおりだが、桜花賞と皐月賞もノーザンファームは勝てなかった。これは由々しき事態だろうか?

※2018年に京都で行われたJBCクラシック、スプリント、レディスクラシックは除く

 

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年初から皐月賞までの過去3年を比較

下の3つの表は、JRAの平地競走における過去3年の年初から皐月賞終了時までの生産者ランキング・トップ5だ。全レース数は2018年だけ4レース少ない。ノーザンファームはいずれの年も圧倒的1位。勝利数や勝率は2018年がもっともよく、2020年は2番目、2019年が最も成績が悪かった。複勝率は2020年が31.9%で、他の年よりも劣っている。全体的に見ると、2020年は平均的といえる。

2020年の生産者別成績(全1068レース)

生産者 成績 勝率 連対率 複勝率
ノーザンファーム 165-161-133-979 11.5% 22.7% 31.9%
社台ファーム 105-81-102-813 9.5% 16.9% 26.2%
白老ファーム 35-21-18-250 10.8% 17.3% 22.8%
ダーレー・ジャパン・ファーム 23-16-17-141 11.7% 19.8% 28.4%
ノースヒルズ 22-22-22-108 12.6% 25.3% 37.9%

 

2019年の生産者別成績(全1068レース)

生産者 成績 勝率 連対率 複勝率
ノーザンファーム 156-172-161-956 10.8% 22.7% 33.8%
社台ファーム 102-95-107-923 8.3% 16.1% 24.8%
白老ファーム 32-36-34-273 8.5% 18.1% 27.2%
ダーレー・ジャパン・ファーム 30-15-26-158 13.1% 19.7% 31.0%
三嶋牧場 27-25-16-118 14.5% 28.0% 36.6%

 

2018年の生産者別成績(全1064レース)

生産者 成績 勝率 連対率 複勝率
ノーザンファーム 183-155-154-1008 12.2% 22.5% 32.8%
社台ファーム 104-107-94-963 8.2% 16.6% 24.1%
白老ファーム 36-26-35-256 10.2% 17.6% 27.5%
ダーレー・ジャパン・ファーム 28-16-13-175 12.1% 19.0% 24.6%
下河辺牧場 20-16-17-188 8.3% 14.9% 22.0%

 

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重賞レースを過去3年で比較

今度は、JRAの平地重賞レースについて、過去3年の年初から皐月賞終了時まで生産者ランキングで比較しよう。全レース数は2020年だけ3レース少ない。こちらもノーザンファームはいずれの年も圧倒的1位。勝利数は2020年と2019年が同じ17勝。全レース数が少ない2020年がもっとも勝利しているといえる。勝率も2020年だけ10%を超えている。複勝率は2019年が31.4%と高く、残り2つの年は同じ。重賞レースに関しては、2020年の成績が一番いいといえる。

2020年の重賞レースの生産者別成績(全44レース)

生産者 成績 勝率 連対率 複勝率
ノーザンファーム 17-16-13-118 10.4% 20.1% 28.0%
社台ファーム 5-6-5-42 8.6% 19.0% 27.6%
ノースヒルズ 3-2-1-13 15.8% 26.3% 31.6%
Summer Wind Farm 2-0-0-1 66.7% 66.7% 66.7%
三嶋牧場 1-1-2-5 11.1% 22.2% 44.4%

 

2019年の重賞レースの生産者別成績(全47レース)

生産者 成績 勝率 連対率 複勝率
ノーザンファーム 17-21-16-118 9.9% 22.1% 31.4%
社台ファーム 3-5-7-57 4.2% 11.1% 20.8%
三嶋牧場 3-1-1-7 25.0% 33.3% 41.7%
ケイアイファーム 3-0-1-4 37.5% 37.5% 50.0%
フジワラフアーム 2-0-1-6 22.2% 22.2% 33.3%

 

2018年の重賞レースの生産者別成績(全47レース)

生産者 成績 勝率 連対率 複勝率
ノーザンファーム 16-15-14-116 9.9% 19.3% 28.0%
社台ファーム 4-5-6-57 5.6% 12.5% 20.8%
ダーレー・ジャパン・ファーム 3-0-0-4 42.9% 42.9% 42.9%
白老ファーム 2-0-4-31 5.4% 5.4% 16.2%
フジワラフアーム 2-0-0-13 13.3% 13.3% 13.3%

 

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まとめ

2020年のG1レースに関してはノーザンファームは例年と比較すると今ひとつだが、重賞やレース全体に関しては2018、2019年と変わらない。

桜花賞を勝ったデアリングタクトと皐月賞を制したコントレイルという強い馬が、他の牧場から2週続けて登場しただけという考え方もできる。だがこの2頭の勝ちっぷりは過去のG1馬と比較しても遜色なく、かなりのポテンシャルを秘めており、今後ノーザンファーム陣営の前に立ちふさがる可能性が高そうだ。

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