10(日)に3歳馬による春のマイルチャンピオン決定戦・NHKマイルCが東京芝1600mで行われる。昨年このレースを勝利したアドマイヤマーズは暮れの香港マイルを制して、世界にその名を轟かせた。今年はどんなレースになるだろうか? データを検証しながら予想する。
出走表とオッズ
5月9日(土)の18時58分現在の単勝オッズ。レシステンシアが3.7倍で1番人気。差がなく4.1倍でサトノインプレッサが続き、タイセイビジョンが4.9倍、ルフトシュトロームが5.7倍。4頭が人気を集めている。
馬番 | 馬名 | 単勝 | 騎手 | 調教師 |
---|---|---|---|---|
1 | シャチ | 172.6 | 木幡 育也 | 小桧山 悟 |
2 | タイセイビジョン | 4.9 | 石橋 脩 | 西村 真幸 |
3 | レシステンシア | 3.7 | C.ルメール | 松下 武士 |
4 | プリンスリターン | 32.9 | 原田 和真 | 加用 正 |
5 | シャインガーネット | 18.2 | 田辺 裕信 | 栗田 徹 |
6 | ギルデッドミラー | 21.7 | 福永 祐一 | 松永 幹夫 |
7 | メイショウチタン | 197 | 吉田 豊 | 本田 優 |
8 | サクセッション | 13.8 | 横山 典弘 | 国枝 栄 |
9 | ラインベック | 37.3 | 津村 明秀 | 友道 康夫 |
10 | ハーモニーマゼラン | 140 | 大野 拓弥 | 牧 光二 |
11 | ラウダシオン | 41.1 | M.デムーロ | 斉藤 崇史 |
12 | ボンオムトゥック | 51.9 | 田中 勝春 | 高橋 亮 |
13 | ニシノストーム | 218 | 江田 照男 | 杉浦 宏昭 |
14 | ルフトシュトローム | 5.7 | D.レーン | 堀 宣行 |
15 | ソウルトレイン | 208.8 | 藤井 勘一郎 | 西村 真幸 |
16 | ストーンリッジ | 70.9 | 松田 大作 | 藤原 英昭 |
17 | サトノインプレッサ | 4.1 | 武 豊 | 矢作 芳人 |
18 | ウイングレイテスト | 20.8 | 横山 武史 | 青木 孝文 |
見解
レシステンシアがどんなレースをするかに注目が集まる。このレースは、ダイワメジャー産駒【3.0.2.9】の成績がよく、馬券に絡んだ5頭中3頭が逃げ、残りの2頭は4角4、7番手と前で競馬をするタイプが好走している。ダイワメジャー産駒のレシステンシアが、ハイラップを刻んで後続に脚を使わせ、阪神ジュベナイルFのようなレースで押し切るはず。
タイセイビジョンは朝日杯フューチュリティSでサリオスの2着。久々の前走はアーリントンCを快勝した。コントレイルとサリオスを除けば、世代トップといえる。マイルで安定しており、確実に上位に来るはず。アーリントンC組は、開催時期が現在の4月になった2018年以降、2年続けて馬券に絡んでおり、トレンドといえる。
サトノインプレッサは前走毎日杯を快勝した。毎日杯組【1.3.0.6】は好走確率が高く、また前走1800~2000m【3.6.5.31】からの距離短縮組は複勝率31.1%と優秀だ。スタートに難があるが、マイルの速いペースと東京コースは向く。道悪も得意だ。
ウイングレイテストは前走のニュージーランドTでは直線の入り口で外に吹き飛ばされた。そこから巻き返して0秒1差3着。ニュージーランドT組【4.1.3.51】は馬券圏内8頭中6頭が、NHKマイルCで4番人気以下。それほど人気のないこの馬が狙い目といえる。
ルフトシュトルームはニュージーランドTを勝利し、3戦3勝。ただしニュージーランドTの勝ち馬は【1.0.0.8】と相性がよくないので、押さえまで。
今年の3歳勢は牝馬が強いので、ここ3走続けて高いパフォーマンスを見せているギルデッドミラー、ファルコンSの勝ち馬シャインガーネット、クロフネ産駒ボンオムトゥックも押さえる。
予想印
◎レシステンシア
〇タイセイビジョン
▲サトノインプレッサ
△ウイングレイテスト
×ギルデッドミラー
×シャインガーネット
×ボンオムトゥック
×ルフトシュトルーム
買い目
レシステンシア、タイセイビジョン、サトノインプレッサの3頭から流す。
馬連(9点)
3-2、17、18、14
2-17、18、14
17-18、14
3連複/3連単(28点/54点)
フォーメーション
1列目:3、2、17
2列目:3、2、17、18
3列目:3、2、17、18、14、6、5、12